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 【開催報告】NIC-Japanセミナーシリーズ「中国の教育制度・高等教育資格」※講演資料・概要掲載

NICの活動

高等教育資格承認情報センター(NIC-Japan)は、2022年12月19日(月)にNIC-Japanセミナーシリーズ「中国の教育制度・高等教育資格」をオンラインで開催しました。

NIC-Japanは学生や研究者の国際的なモビリティ向上を目的とした高等教育資格の円滑な承認に資する情報提供活動の一環として、海外の教育制度や資格審査の事例など、資格承認にまつわる諸テーマについて国内外の有識者よりお話しいただく「NIC-Japanセミナーシリーズ」を2021年度より開催しています。

今回は2022年度の第2弾として中国をテーマに開催し、講師は当機構の李 敏 研究開発部教授が務めました。当日は大学等で国際業務や入試業務に携わる教職員を中心に160名を超える参加がありました。

はじめにNIC-Japanの森利枝センター長から挨拶があり、セミナーに対する期待が示されました。講演では、高等学校段階から普通教育と職業教育に分岐する学校体系や成人教育といった中国の複雑な教育制度の概要をはじめ、高等教育の類型や試験の種類などの高等教育制度に関する詳細な説明がありました。それ以外にも「大学の卒業者全員が学位を取得できるとは限らない」、「すべての大学が学位を授与できるわけではない」など中国特有の仕組みについてもわかりやすく解説されました。

講演後には熱心な質疑応答が交わされ、盛会のうちに終了しました。

なお、今回のセミナーシリーズで使用した資料や講演の概要は以下からダウンロードすることができます。
「中国の教育制度・高等教育資格(2022年12月19日)」【講演資料】 【講演概要】

また、本セミナーシリーズ参加募集時の告知ページはこちらから閲覧できます。

写真(中国セミナー)_1382x404
       講演の様子             (左)李教授と(右)モデレーターの堀田シニアアドバイザー