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 センター教職員が2020TAICEP会合で発表

NICの活動

この10月、外国資格評価者が集う国際的な会員組織のTAICEP*年次会合がオンライン形式で開催され、センターの教職員7名が参加しました。

*TAICEP: The Association of International Credential Evaluation Professionals

センターではこれまでこの会合に参加してきましたが、今回初めて発表を行いました。久野喬センター職員は"100 Reasons to Support International Exchange Among TAICEP Members"と名付けたスタッフ交流をテーマにしたセッションに登壇し、今年初めに実施したイタリアの学術移動・同等性センター(CIMEA)でのスタッフ交流の自身の経験について、CIMEAや米国のEducational Credential Evaluators(ECE)の職員とともに発表しました。

堀田泰司センター長とセンター職員は、"An Update on Japan's Educational System and Higher Education Qualifications"と名付けたセッションに登壇し、日本の教育制度やセンターによく寄せられる問合せの内容とその解説を紹介しました。さらに、日本の教育機関における新型コロナウイルス流行への対応状況についても説明しました。

会合は10月5日~30日の間の平日に、毎日2~3件のセッションで構成されました。取り上げられたテーマは幅広く、中国、インド、フランス等の各国の教育制度や政策の動向、ユネスコの高等教育の資格の承認に関する世界規約、フィリピン独自の学位授与制度であるETEEAP*、難民が有する資格の審査、学位等の資格(証明)の電子化、さらには"疑わしい"証明書の紹介などがありました。

*ETEEAP: Expanded Tertiary Education Equivalency and Accreditation Program