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後期中等教育

後期中等教育段階における学習評価は、きめの細かな指導の充実や児童生徒一人一人の学習の確実な定着を図るため、各学校が編成する教育課程の基準である学習指導要領に示す目標に照らしてその実現状況を評価するものとして行われている。

学習評価は、子供たちの学習の成果を的確に捉え、教師が指導の改善を図るとともに、子供たち自身が自らの学びを振り返って次の学びに向かうことができるようにする上で非常に重要な役割を果たしている。学習評価の結果は、生徒の学籍並びに指導の過程及び結果の要約を記録し、その後の指導及び外部に対する証明等に役立たせるための原簿である生徒指導要録に記録されるとともに、いわゆる通知表等によって生徒自身や保護者にも共有されることで、上記の役割を果たすために活用されている。

進学時における活用

学習評価は、日本で中等教育機関から高等教育機関に進学する際に、後期中等教育段階での学業成績や多様な学習・活動の履歴が入学者選抜の一つの評価資料とされている。進学志願者は、入学者選抜の資料として高等学校生徒指導要録に基づき後期中等教育機関が作成した「調査書」を各高等教育機関に提出することとされている。

調査書の表記

後期中等教育段階での学業成績、出欠の記録や特別活動の記録が記載される。学業成績については、各教科・科目の評定を1~5(5が最も高い評価)の5段階で記載されている。

高等教育

高等教育段階における成績評価の基準や具体的な評価方法は、各教育機関に委ねられている。ただし、大学においては、成績評価の基準を学生に対してあらかじめ明示することが法令上義務づけられている。

評定区分と表記

高等教育機関での評定の区分や表記方法は様々である。例えば、5段階の評定には「秀・優・良・可・不可」や「S・A・B・C・F」等が用いられ、4段階では「優・良・可・不可」、「A・B・C・D」、「5・4・3・1」等が確認されている(1)。また、単位が付与されない評定としては「不可、D、E、F、FF、1」等が用いられている。

(1) アルファベットや数字で表される場合、5段階の「S・A・B・C・F」や4段階の「5・4・3・1」のように、合格点と不合格点の間のアルファベットや数字が飛ぶことがある。

GPA

文部科学省が実施した調査によると、大学の学部段階においてGPA制度を導入している大学は、2016年時点で665校(90%)である。ただし、得点の上限は4.0に限らず、4.3や4.5としている場合がある。

進学時における活用

大学院に進学する際に、大学(学士課程)等の成績証明書を、大学が適当と認めれば入学者選抜の一つの評価資料として活用している。